……あ、どうも。また照明の話です。
前回はシーリングライトでしたが、今回はテーブルランプです。しかも、一目惚れしたやつ。
うちにはすでにメインの照明も、間接照明も、なぜか懐中電灯も何本もあるのに、また灯りを買ってしまった。
だって、この子は“照明器具”というより、木のオブジェみたいな顔をしてるんだもの。
まず、手に取った瞬間の話
届いて箱を開けたら、まず猫が来た。匂いを嗅いで、しっぽをふりふりしながら去っていった。
次に母が来た。「これ、いいね。リビングに置きなよ」。
私「いや、これは私のベッドサイド用」
母「じゃあもう一個買いなよ」
……そんなにいいのか、この子は。
灯体は無垢のオーク材。突き板でも、寄せ集めでもなく、丸ごと一本の木から削り出したような、ずっしりとした重みがある。
表面はつるつるに磨かれていて、触るとひんやりでもなく、べたつきでもない。
昔、祖父母の家にあった古い木のテーブルを触ったときの感覚に、ちょっと似ている。
しかも、近づくとかすかに木の香りがする。アロマでもなく、接着剤でもなく、乾いた木そのものの匂い。
スイッチを入れるたびに、なんだか森の中に小さな灯りをともしている気分になる。
シェードは球形のすりガラス。
光が「バーン」と顔に当たるんじゃなくて、ガラスの中で一度ふわっとほどけてから、やわらかくこぼれてくる。
夜、メインの照明を消してこれだけをつけると、部屋の空気が一瞬で変わる。
「学生の部屋」から「カフェ」に切り替わる感じ。
2つのベース、2つの性格
この子、ベースの形が2種類、色が2種類ある。
無垢材 × 丸型ベース —— やわらかい和のテイスト。
ナチュラル系やクリーム系の寝室に、もともとそこにあったかのように馴染む。

マットブラック × 円錐ベース —— すっきりモダン。
インダストリアル系や中古風の書斎、リビングのサイドテーブルに似合う。
私は無垢材の丸型にした。うちの猫がオレンジ色だから、色的に合うと思って。(理由として十分ですよね?)
てっぺんの金属パーツは光沢仕上げで、木とガラスの間をつないでいる。
主張はしないけど、よく見ると「あ、ここ、ちゃんとしてるな」と思わせるやつ。

見た目は優しいのに、仕事は真面目
灯り口は標準のE27ソケット。市販のLED電球がほぼそのまま使える。
球型のバルブは360度全方位に光るから、机に置いても、ベッドサイドに置いても、光が偏らない。
官方(メーカー)の推奨は5〜10㎡。だいたい、机ひとつ、ベッドひとつ、ソファ一角くらいの広さ。
大きくはないけど、ちょうどいい。
ナイトライトとしても、読書灯としても、雰囲気づくりとしても、文句なし。
どこに置いても、なぜか馴染む
この子の一番えらいところは、場所を選ばないこと。
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寝室のベッドサイド —— 暖かい光で本を数ページ読んで、そのまま眠る
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書斎の机 —— 集中したいときに、まぶしくない程度に手元を照らす
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リビングのサイドボードや窓辺 —— 飾り灯りとして、空間に奥行きを出す
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ダイニングの脇や玄関 —— 帰宅した瞬間に「おかえり」って迎えてくれる
ヴィンテージ、モダン、和風、クリーム系、中古風……どんな部屋にもすっと入っていける。
「私、高いですよ、触らないで」っていうタイプじゃなくて、「どこに置いてくれてもいいよ」っていう、懐の広い子。
で、結局どうなの?
正直に言う。
「わー、超高級!」という派手さはない。 でも、「なんかこの灯り、いるだけで落ち着くなあ」 という、そういう感じ。
毎日つけるものだからこそ、「見た目がいい」より「つけてて心地いい」 のほうが大事だと思うんだよね。
うちの猫も、母も、そして私も、この子のことが気に入っている。一台の灯りが、こんなに自然に家の中に溶け込むとは思わなかった。
良い灯りは、一日の疲れをそっと撫でてくれる。
この子も、あなたの夜をやさしく照らしてくれるはず。
……あ、ちなみに。母が「リビングにもう一個」と言い出したので、二台目を買うかどうか、今、真剣に悩んでいます。